iphoneを買取に出す際は初期化が必須！初期化のための準備や初期化方法を解説
iphoneを買取に出す際は、大切な個人情報やデータを守るために初期化が必須です。また初期化を行う前には、いくつかの準備が必要になります。この記事では、iphoneの初期化方法や、初期化の前にすべきことを解説します。大切な情報を安全に守りながらiphoneをスムーズに買取に出すために、ぜひ本記事を参考にしてください。
iphoneを買取に出す際は初期化が必須！
iphoneを買取に出す際には初期化が必須です。iphoneには連絡先・メール・画像・パスワードなど、自身に関する大切な情報が詰まっています。iphoneを買取に出す際は初期化を行うことで、自身の個人情報やデータの流出を防ぐことができます。
初期化を忘れて買取に出したらどうなる？
もしiphoneの初期化を忘れて買取に出してしまったら、最悪の場合は個人情報が流出し悪用されるおそれがあります。iphoneの初期化を忘れて買取に出すと、あなたの個人情報が第三者に漏洩する可能性があります。
iphone内にアカウントのパスワードやクレジットカードの番号が含まれていた場合、そのデータを不正に利用されることも考えられます。被害を被らないためにも、iphoneを買取に出す際は忘れずに初期化を行いましょう。
iphoneを初期化するための準備
iphoneを初期化するためには、事前準備が必要です。ここでは、iphoneを初期化するために必要な4つの準備を紹介します。
iphoneを初期化するための準備
・ データのバックアップをとる
・ 「iPhoneを探す」機能をオフにする
・ iCloudからサインアウトする
・ 他のApple製品とのペアリングを解除する
データのバックアップをとる
iphoneを初期化するためにはまず、データのバックアップをとることが必要です。iphoneデータのバックアップ方法には、以下の3つがあります。
iphoneデータのバックアップ方法
・ iCloudへのバックアップ方法
・ iTunesへのバックアップ方法
・ Finderへのバックアップ方法
iCloudへのバックアップ方法
iphoneデータのバックアップをとる上で最も簡単な方法は、iCloudへバックアップする方法です。iCloudへのバックアップはiphoneのみで完結できます。
iCloudへデータをバックアップするには、「設定」から入ります。「ユーザ名」＞「iCloud」＞「iCloudバックアップ」をタップし、スライド部分をタップしてオンにします。「今すぐバックアップを作成」をタップして、バックアップを作成します。
iTunesへのバックアップ方法
iTunesへバックアップをとるためにはMacパソコンを使用します。まずiphoneをMacに接続し「Finder」を開きます。
左側のサイドバーの「iPhone」＞「一般」＞「iPhone内のすべてのデータをこのMacにバックアップ」をクリックし、「ローカルのバックアップを暗号化」にチェックを入れます。パスワードを設定して「今すぐバックアップを作成」をクリックすると、バックアップを作成できます。
Finderへのバックアップ方法
Finderへバックアップをとるためには、WindowsまたはMacパソコンを使用します。まずiphoneをパソコンに接続して「iTunes」を開きます。画面左上のiphoneマーク＞「概要」＞「今すぐバックアップを作成」の順番でクリックすると、バックアップが作成されます。
「iPhoneを探す」機能をオフにする
iCloudからサインアウトすれば、「探す」機能も自動的にオフになります。しかし心配な人は手動でオフにしておくことをおすすめします。
探す機能をオフにするためにはまず「設定」を開きます。「ユーザ名」＞「探す（iPhoneを探す）」＞「iPhoneを探す」を選択し、スライド部分をタップしオフにします。パスワード入力画面にApple IDパスワードを入力し、右上にある「オフにする」をタップすると、探す機能をオフにできます。
iCloudからサインアウトする
iCloudからサインアウトは、iphoneを初期化する上で必ず行っておくべき準備です。iCloudからサインアウトするためには、「設定」を開きます。
「ユーザ名」＞「サインアウト」をタップして、パスワード入力画面にApple IDパスワードを入力し、右上にある「オフにする」をタップします。「データのコピーをこのiphoneにしますか？」のポップアップが出てきますが、何も操作せず右上の「サインアウト」をタップします。「本当によろしいですか？」の最終確認に「サインアウト」をタップし完了です。
他のApple製品とのペアリングを解除する
iphoneを他のApple製品とペアリングしている方は、接続を解除しておきましょう。ここでは、Apple WatchやAirPodsとの解除方法を解説します。
Apple Watchとのペアリング解除方法
iphoneとApple Watchのペアリングを解除するためにはまず、「Watch」をタップします。解除したいApple Watchの（i）マーク＞「Apple Watchのベアリングを解除」＞再度「（解除するApple Watch名）とのベアリングを解除」をタップします。パスワード画面にApple IDパスワードを入力し、右上の「ベアリング解除」をタップしたら完了です。
AirPods・AirPods ProなどBluetooth製品とのペアリング解除方法
AirPodsやAirPods Proなど、Bluetooth製品とiphoneとのペアリング解除は、「設定」から行います。「Bluetooth」＞ペアリングを解除したいAirPods・AirPods Proの（i）マーク＞「このデバイスの登録を解除」＞再度「デバイスの登録を解除」をタップすると、Bluetoothでのペアリングが解除できます。
iphoneの初期化方法
データバックアップやiCloudからのサインアウトが終わったら、いよいよiphoneを初期化しましょう。以下ではiphoneの初期化方法を解説します。
「設定」＞「一般」＞「リセット」＞「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップします。「消去する前にiCloudバックアップをアップデートしますか？」のポップアップが出てくるので、すでにバックアップをした人は「今すぐ消去」をタップします。
ロック解除に使用しているパスコードを入力し、「iPhoneを消去」を2回タップすると初期化が始まります。iphoneの再起動後に「こんにちは」という画面が出れば、初期化は成功です。
初期化後はSIMカードも抜いておこう
iphoneの初期化が完了し端末を買取に出す準備が整ったら、最後に忘れずにSIMカードを抜いておきましょう。SIMカードは端末を新しいものに変えても引き続き使うものです。またiphoneを初期化してもSIMカードが残っていると、第三者がデータを復元できてしまいます。よってiphoneを買取に出す際は、忘れずにSIMカードを抜いておきましょう。
iphoneのSIMカードを抜くためには、端末の購入時に付属品としてついてきたSIMピンを使います。もしSIMピンがない場合は、安全ピンや画びょうなどで代用できます。
iphoneを買取に出す際は初期化を忘れずに！
本記事では、iphoneを買取に出す際の初期化方法や、初期化前にやるべきことを解説しました。iphoneを買取に出す際には、データ流出や悪用を防ぐために初期化することが大切です。
またiphoneを初期化するときは、データのバックアップやiCloudからのサインアウトを事前に行う必要があります。端末のデータを初期化すれば、iphoneを買取に出しても自身の個人情報を守ることができます。